明らかに誤った2枚目の警告

プレミアリーグは2026年8月23日の公式説明で、2026/27シーズンから、退場につながった明らかに誤った2枚目の警告をVARで見直すと案内した。一方、出すべきだった可能性のある2枚目の警告をすべてVARで拾うという意味ではない。

この違いは観戦時にも重要だ。警告が実際に出された場面と、出なかった場面は手続き上の対象が同じとは限らない。「似た接触なのにVARが介入しなかった」というとき、まず見直し対象に含まれる場面かを確認したい。

世界共通の規則と大会の採用を分ける

IFABの2026/27プロトコルでは、明らかに誤って与えたコーナーキックを遅延なく訂正できる場合の見直しが、大会側の選択事項として示される。プレミアは公式案内で、このコーナーキックの見直しを採用しないとしている。ある大会で使われる手続きが、別の大会でも同じとは限らない。

最終判断を行うのは主審だ。短い映像で自分の見解を持つことと、競技規則上の介入条件を説明することは分けて考えたい。本記事は制度を整理するガイドであり、特定の判定を誤審と認定するものではない。

出典・参考資料